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  • 土曜日気功心学講習の新しいレジュメです
    気功心学  中医心理学と気功東京五時間講習のレジュメです。中医学ではもともと「からだ」と「こころ」を一体のものと捉えてきました。「肝心脾肺腎」の臓腑は「怒喜思悲恐」の心理に対応してひとつの病状を作っていると考えられてきました。西欧の心理学に対して中医学の伝統の中から心理学的要素を取り出した「中医心理学」という新しい学問が登場し中医学の中でも心理面の専門分野が生まれつつあります。津村気功学では中医学だけでなく中国思想文化全体からみた気功と脳や心の問題がどうつながってくるかを解明していきます。実技は智能功と脳グルーミングをします。2時  基本的な問題設定      不動心と亀の呼吸      気の四運動と循環する時間3時  《実習》智能功4時  中医心理学の概略      形神合一論      心主神明論      五臓情志論      中医心理治療5時  《実習》脳グルーミング6時  気功心理学のいくつかの具体的問題      『儒門事親』の治験例      経絡経穴と心理治療      人格と体質      脳の研究と心の研究 今後の展望      質疑基本的な問題設定     不動心と亀の呼吸1  心猿意馬    心のうつろいやすさということ    あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ状態    心身一体とは何か    気を安定させると心も安定する2  禅の伝統では    部屋の中で針が一本落ちても    気功の源流の大切なひとつである天台止観    狂と愚の間の細い道    百万のチャンネルを持ったテレビ    頭の中の映画の見方はなかなかわからない    気がつくが、気をとられない3  不動心は測定できる    大海亀の伝説    亀は一呼吸六〇分    気功状態の脳は酸素消耗率を減らすことから    気功とは脳の血液の再配分である    心の中に不動の部分を育てる      気の四運動と循環する時間1  気の四運動    気には四つの運動しかない      昇降と開合    定を加えて五行とする2  気功には四種類の時間がある    カレンダー型時間    地層型時間または氷柱型時間    垂直的時間、時間遡行    循環的時間    昇降開合が東洋的時間の原型3  感情に流されない    『中庸』という書物のこと    感情と内臓と気の運動      肝=怒り=気の上昇      心=喜び=気の開放      脾=思う=気が停止する      肺=悲み=気が下降する      腎=恐れ=気が集まる    気の停滞と情緒障害      てんかん傾向→気が上がりやすくていらいらしたりのぼせやすい            →肝の調整が必要            →例えば「胆経のマッサージ」「ひねり運動」      ADD傾向   →気が開かれやすくて自分の中心を見失いやすい            →心の調整が必要            →「心経のマッサージ」「前後のスワイショウ」      強迫神経症傾向→気が動かないので情緒も動かない            →脾の調整が必要            →「胃経のマッサージ」「左右の背骨ゆらし」      うつ傾向  →気が降りやすいために自己懲罰的になりやすい            →肺の調整が必要            →「肺経のマッサージ」「三円式たんとう」      不安神経症・パニック障害            →気が集まりやすくてパニック・不安が生じる            →腎の調整が必要            →「腎=膀胱のマッサージ」「腰に手を当てて回す」  《実習》智能功智能功光の瞑想01  両足を肩幅に開いて立つ。02  手のひらを下に向けて前後に腕を揺らす。03  中指でへそを指す〔内臓神経節が光るようにイメージする〕04  両手を後ろにまわして中指で副腎を指す〔副腎が光るようにイメージする〕05  人差し指の付け根で両脇をなであげ、指先が乳の高さでひじを落として胸腺を指差す〔胸腺が光るようにイメージする〕06  ひじを引いて指先を前に出し、捧げるように顔前に挙げる。07  額の前で中指で額を指差す〔松果体が光るようにイメージする〕08  両側に開き、指先まで伸ばす。09  頭の上で合掌する。10  掌を頭上で下に向けて、頭上の星からの光を浴びる。11  光の粒が降り注ぎ、体の中も外も洗い、内臓の外も中も洗い、背骨の外も中も洗う。12  両手が胸まで下がり、合掌する〔胸腺が光るようにイメージする〕13  合掌した指の間が光り、指先がついたまま膨らんで行き、中には光る桃が入っている〔長寿の象徴、性的エネルギーの象徴〕14  桃が下腹の前まで下がり、そこでしばらくたんとうする〔内臓神経節、副腎、腹腔神経節、性腺が光るようにイメージする〕15  胸に上がって合掌となる。16  親指と小指がついたまま三本の指が開いて蓮華印〔火炎印とも〕になる〔胸腺が光るようにイメージする〕。のぞきこむようにして少し微笑む。17  両手が合掌に戻って頭上に上がる。18  両手が下を向いてもう一度光のシャワーを浴びる。19  両手が降りてきて中指がひたいの第三の目にさわり、わずかに両側に開こうとする〔松果体が光るようにイメージする〕20  両手を後頭部にまわし、ぼんのくぼに中指を当てる〔脳下垂体が光りはじめる〕21  両手でのどを覆う〔甲状腺が光る〕22  両手を胸に重ねる〔胸腺が光る〕23  両手を背中にまわし、中指で副腎を指差す〔副腎が光る〕。24  両手を前に出して少し離したところから中指でへそを指差す〔内臓神経節が光る〕。25  両手の中指先をへそに当てて松果体、脳下垂体、甲状腺、胸腺、内臓神経節、副腎、腹腔神経節、性腺が惑星直列のように並んだ状態をイメージする。26  両手を重ねてへそのまわりを小さく時計まわりに三回、反対周り三回するようにする。 これらの内分泌器官はインド医学、チベット医学において「チャクラ」とよばれてきたものとほぼ重なっている。現代医学ではこれらは「リトルブレイン」とよばれている。大脳の中にも、首から下にも、以前の進化の段階で主要な脳としての役割を果たしていた器官がさまざまに存在していて、それは「脳というネットワーク」をなしている。これは脳を大脳に限定する論議よりはだいぶん新しい。これらの内分泌器官は大脳以前の「集約された脳」であり、その後腸、血管壁、皮膚と脳としての役割を持った器官は拡張している。 チベット医学と宗教は特別に光を重視してきた。仏教経典には自然の元素の中で、光こそ治癒と祝福を受けるためにもっとも強力な方法だと書かれている。多くの霊的な伝統で光は中心的な位置を占めてきた。光は神と結びついている。バガヴァッド・ギータにおいて、神は圧倒的な光に充ちた存在として現れる。キリストは「我はこの世の光なり」と宣言している。 密教の教えでは、自然の万物は絶対的な光の表現である。光は癒しと喜びの偉大な源泉である。光の瞑想によって、我執をゆるめ、平和と空性の感覚を持つことができる。「ひどい苦痛があるときには、光に助けを求めなさい。指からありとあらゆる色の光が放たれると想像して、その光を痛みの領域に送りなさい。そうすればしだいに痛みがなくなっていくのを感じるだろう」〔オムラーム・ミカエル・アイヴァンホフ〕中医心理学の概略      中医心理学の源流1  巫医の誕生    言葉・行為・舞踊による治療    祝由  祝いの言葉と呪いの言葉    移精変気      「いにしえの時代の病気治療ではただ病人の精神を動かし気の運      行を変えるという一種のまじない的方法でよくなった」      王氷の注に「移は移し動かすこと、変は買え改めることをいう。      どちらも邪によって正気が傷られないようにし、精神を回復し      強くして内を守らせることである」2  黄帝内経の成立    心理学への貢献    ①陰陽五行論、心主神明論、五臓情志論など中医心理学の基本がすえ      られた。    ②内経の「五志」論がのちに「七情」説に発展した。    ③睡夢などの心理現象、人格論、心理過程などの基本的な認識。    ④心理診断、心理療法、心理衛生などの臨床面でも基本概念が出され     た。3  東漢から隋までの心理臨床の発展    張仲景『傷寒雑病論』驚悸、失民などの治療法は今日まで    華陀の心理治療    孫思貌4  宋代四大派    それぞれに心理学を重視    七情理論が完成した    張志和は攻下派の代表として心理観察む形神合一論      1  形と神2  神は形から生まれる3  神は形に依存して存在する4  神は形の主である5  形神ともにそなわり、人間となる心主神明論1  心神は臓腑の機能活動を主導する2  心神は意識、思惟活動を主導する3  心神は魂魄を総統し意志を統括する4  心神説と脳髄説     五臓情志論1  七情と五志2  臓腑気血は情志活動の生理的基礎である3  情志活動の臓腑に対する反作用4  情志活動における心神の主導作用中医心理治療1  心理治療原則弁証唯物論、整体観念、弁証施治に従う医師は親切で誠実な態度を病人の情況をすべて理解する病人自身の積極性を発揮させる病状により適切な治療方法を選択する心理治療と肉体療法を結合する家庭、社会の協力2  中医の心理療法以情勝情  激怒療法  喜楽療法  驚恐療法  悲哀療法勧説開導移情易性暗示解惑順情従欲その他  習以平驚  以意導引  澄心静志3  気功養生気功における中医心理学原理  凝神  寧神練功中に見られる心理現象  周天法門  清静法門  功感八触  走火入魔練功者の心理品性  信心  恒心  耐心《実習》脳グルーミング2010年バージョン01  両手の中指先で印堂穴から神庭穴までを上下させる。九回。02  中指を立てて額を左右に分ける。九回。03  二本指で大迎穴、頬車穴から頭維穴までなで上げる。九回。04  鼻の両側の迎香穴を親指の第一関節でマッサージする。九回。05  親指の第一関節で額の眉衝穴から迎香穴、地倉穴までなでおろす。九回。06  中指で鼻の両側を上がって〔迎香穴、晴明穴、印堂穴、神庭穴〕両側から降ろして〔含厭穴、耳門穴、頬車穴〕顔全体をこする。九回。07  親指を太陽穴に当てて、人差し指の腹で眉の内側〔 賛竹穴〕から引き寄せる。九回。08  二本指で目の周りを外回しにこする。九回。09  中指で四白穴を取り、親指であごを支えて押す。九回。10  労宮穴を目に当てて、ゆっくり九回呼吸する。吸うときに掌から目に、吐く時に目から丹田へ気が落ちる。11  印堂穴に剣指にした中指をかさね〔男は左手から、女は右手から〕まず九回左回し、九回右回ししてから、押しながら息を吐き、すって緩めるのを三回繰り返す。以下  まで同じ「三按三呼吸」の手順を繰り返す。そのままいったん中丹田まで降ろしてから、また次の動作に入る。12  太陽穴に中指を当て、人差し指を添えて、剣指を作り、前に九回、後ろに九回まわす。三按三呼吸し、中丹田まで降ろす。13  中指で賛竹穴から両側になでていって、手首が前を向き、人差し指が聴会穴、中指が聴宮、薬指が耳門穴に当たって、前回し九回、後ろ回し九回する。三按三呼吸する。14  親指に三本の指を乗せ、小指を立てて、晴明穴で内回し九回、外回し九回する。三按三呼吸する。15  瞳子りょう穴にすべらせて、小指で内回し九回、外回し九回する。三按三呼吸する。16  承泣穴にすべらせて、小指で内回し九回、外回し九回する。三按三呼吸する。17  中指で陽白穴を内回し九回、外回し九回する。三按三呼吸する。18  十本の指を立てて、ひたいの生え際から後頭部まで九回こする。耳の後ろから胸に降ろす。三按三呼吸する。19  百会穴に両手の中指を接して置き、左回し九回、右回し九回、三按三呼吸する。20  通天穴を両手の中指で、内回し九回、外回し九回、三按三呼吸する。21  天衝穴を両手の中指で、内回し九回、外回し九回、三按三呼吸する。22  亜門穴を両手の中指を重ねて、左回し九回、右回し九回し、三按三呼吸する。23  後頭部全体を上から下になでる。九回。24  風池穴を外回し〔前回し〕九回、内回し〔後ろ回し〕九回、三按三呼吸する。25  翳風穴を外回し〔前回し〕九回、内回し〔後ろ回し〕九回、三按三呼吸する。26  後頭骨を押し上げる。27  前頭骨を押し上げる。28  前額から後頭部まで、指先でたんとんする。29  耳の前から外気放射して頭全体に前回し九回、後ろ回し九回する。30  亜門穴、風池穴から前にまわし、天突穴から気海穴、関元穴まで九回なでおろす。郭林気功は大きな按摩気功の体系を持っています。その中でももっともポピュラーな頭部按摩を中心にした新しい編集の「脳グルーミング」です。気功心理学のいくつかの具体的問題『儒門事親』等の治験例1  音響恐怖症を治した例2  貧しい家の子のほうが感情の病気にならない3  喜びで起きた病気を治すには4  妻を怒らせて治した例5  怒りと喜びでうつを治す6  驚きでうつを治す7  憂いによるうつを治す8  巫術をもって病者の心を転ずる9  出ない虫を出して元気になる10  その他さまざまな移精変気の症例から経絡経穴と心理治療〔省略〕 精神病・神経症の治療に役立つ51のツボを紹介しました。